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11月24日(土) ゆうけい さん 三本岳大根文蔵向かい 中潮
2008-01-31 13:24:42 Thu
11/23に同場所で仕留めた58.5cm シーズン本番前では上出来の64.7cm

三宅島三本岳の尾長メジナの本格シーズンは例年12月に入ってからと言われている。
そのため晩秋の空気漂う11月も「まだ早いかな?」というふうに皆さん二の足の踏むのが通例である。
しかし、この週は天候の安定と、「ちょっと様子見」という各宿常連のお客さん総勢40人がマカド根、エビ根、青根、間の根などに下りた。ガイドをしている私は当然降りられるポイントが無くなり、あまり人が降りない「大根の文蔵向かい」に仕方なく、常連のお客さんと3人で降りることとなった。
潮は手前は間の根と青根の水道に回りこむ激流、沖はマカド根に向かう激流で、いずれも利用できそうもない流れで苦戦が予測された。得意の磯際には全く魚影を確認できず、大遠投してマカド根に向かう潮を釣ることとした。
しかし、横風の影響もあり、なかなか上手く流せず、結局10時を回るまでに50cm級の尾長メジナ1尾という散々な状況。
一方お客さんは足元で50cm級のメジナ、60cm級のヒラマサ、カンパチとそれなりに楽しめていたようなので、潮向が変わるまで休憩を取った。1時間ほどするとサラシが沖に出始め、誰が見てもマカド根への流れが強くなっていることが確認できる状況に変化した。
徐々にではなく、海の様子が一変した。
沖にはワカシか?、はたまたメジナか?、何かが沸いているのが見えている。
一度青根で同じような状況で60cmオーバーを仕留めた経験から、「これは浅棚の遠投だな?」と直感し、天狗ウキ44パイ12番、道糸6号、ハリス10号5m、針は小磯13号で50メートル以上の大遠投で流し始めた。
道糸は見る見るうちに出て行き、200mラインが間もなく無くなるというところでヒット!ここは水深が浅いため、道糸の角度に気をつけないとすぐにラインブレイクをおこすため、とにかく、ひたすら巻き取ることが重要である。
強引に足元まで寄せても、何度もヒラを打ちながら海底目指す強烈な突っ込みを見せ、久々に興奮するやりとりを楽しませてくれました。
中学生のお客さんが測量すると64.7cmでした。しかし目方は軽く、ギリギリ3kg行かなかったと記憶しています。


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