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2月2日(土) ni-bo- さん 城ヶ島 釜島 若潮
2008-02-03 16:27:31 Sun
向かいの磯 先端が今回の釣り場

昨日は仕事の関係で住設メーカーの展示会に東京へ行ってきた。
帰りに新宿で同僚と一杯やって遅くなってしまったので釣りに行けるかどうか心配だった。
今回は一人での釣行なので朝起きて辛かったら「今日はや〜めた」になってしまいそうだ。それを回避する為に前日のうちに釣り宿の「○休」にオキアミの解凍を頼んでおいた。
これなら「や〜めた」はできない。
しかし不思議なことに半分二日酔いなのだが4時に掛けた目覚ましの10分前にはきちんと目がさめてしまうのだった。(仕事じゃこうはいかないよね)

今日入った磯は前回同様三浦の沖磯で「釜島」だ。
そのとき隣に居た方が37〜38cmの口太を二枚上げたがそれより「その方」が2度程バラシをしている「そのメジナ君」を狙っての釣行なのだ。(そんなにうまくいくかな〜?)

釣り座はもちろん「その方」の入っていたところ。
だけれど今日は海がしっかり凪ていてあんまり釣れそうも無い。
キビシイ釣りになるぞと覚悟していたその二投目いきなり食ってきた。
心の準備が完全に出来ていなかった私は竿を立てる前にベールを返してしまい竿先が海面に着いてしまいそうになった。
「やばっ!(汗)むむむむむ〜」と竿を起こし何とか耐えた。
普通なら根ずれで切られてしまってもおかしくない状況だが、そこは「湘南釣り天会」の鉄則その-1「ハリスは必ず太ハリスで望め!切られる位なら掛からなくてもいい!(なんという鉄則だ)」で2.5号のハリスなので強引に浮かせてしまった。(普通あまり凪だと少しでも細めのハリスを使いたくなるところ、ましてや三浦だし・・・)
サイズは「口太くん」の37cmってとこか。
これで息子の「とうちゃん今晩メジナのカルパッチョたのむよ」のノルマは果たせてホット一息なのだ。

後はサイズアップを狙うのみ。
しかし急にエサ取りが出てきてしまいサイズアップどころかコッパも釣れない。
エサ取りは「スズメダイ」と「キタマクラ」と「クサフグ」の様で、ウキが沈んでも魚が掛からないのは「スズメダイ」、遠投して釣れてくるのは「キタマクラ」、エサを付けようと思いハリを探しても「スパっと」ハリスが切れていてエサを付けられないのが「クサフグ」なのだ。

仲間に電話したり回りを見たりして少し時間をつぶして11時半から第二ラウンド開始。
と、またもや来た!今度は一投目。
さすがにこれには慌てることも無く対応する。結構いい引きだ。
重量感はそれほどでもないがかなり強い力で足元のハエ根に突っ込んでいくのだ。
40cm位はあるか?それも「尾長?」とやり取りをして顔を見せたのは先ほどと同じサイズの「口太くん」だ。
なぜ?とタモ入れをした後よくみるとハリスが胸ビレに巻き込んで引掛かっているではないか。
非常に珍しい状態で「なるほどこれなら鼻面が上に向きにくいのでやけに根に突っ込んで行く訳だ」とみょうに感心してしまった。

上げ一杯が11時20分なのでここから下げに掛かる感じ、又来るかなと神経を集中して釣り出す。
潮はすこ〜し沖に向かって流れてはいるがサラシもなく相変わらず海面は静か。
向かい側の磯から程よいサラシがでてはいるがそこに入れるとたちまち自分の足元にきてしまい釣りにならないので、二匹掛けたポイントで粘る。
ウキの浮力を0 位に調整して少しウキが海面から沈む様にした。
(私のウキは全て冠ツキに改良しているのでそれを止めているスナップ付サルカンにガンダマを取り付けてある程度浮力を調整することが出来るのです。私事ながらこれはいいですよ。今度機会があればご紹介します。)
半ピロほど沈んだところでウキが加速した。
「よし!」と合わせをいれる。
今度は重量感もありいい感じの引きだ。
足元のハエ根をかわす為ロッドをズームアップにして半ば強引に釣り上げたのは42cmのでっぷりした「口太くん」だった。
三浦にしてはこのサイズが出てまあまあってな感じで嬉しいのだ(^^♪
そして何よりも嬉しいのはここのところ「バラシ」がなくなってきたこと。
まあそれ程でかい魚を掛けている訳じゃないのだけど、「湘南釣り天会」の鉄則その-1を実践しているからだと自分は思っている。

バラしてばかりいるとそこの海ではへんに神経質な魚を増やしてしまう気がする。
プロや有名な名人さんみたいに腕が良ければいいのだが私を含む一般の人たちではテレビや雑誌に出ている様な細ハリスでは大物を釣り上げるのはむずかしいと思う。
それならば食わない方がよいのではと。
そして、食わなければ少しでも食わせようと努力と研究を重ねたほうが「お魚さん」の為にも良いのではと思うのだ・・・。
・ ・・な〜んて思って釣りをしていると納竿間近に4たび来た!
「お〜し今日4匹目〜」と寄せてきてウキが海面を割った時フっと軽くなってしまったのだ。
「バラシた〜」(涙)
あんなこと思いながら釣りするから罰が当たってしまったのだ。
ごめんなさ〜い。
とハリスを見るとハリは付いている。「すっぽ抜け?」
すこし「ほっと」したが「バラシはバラシ」
このレポートをみて気を悪くした方すいませ〜ん。

その後32cmを最後の最後に追加して納竿とした。
他にもカワハギやウミタナゴが釣れたりして一日楽しく釣りが出来たのだった。

そうそう、でっぷりした「口太めじな君」には大きな「白子」が入っていて家族で美味しく食べさせてもらったことを付け加えておくのだった。

<今回のタックル>

竿    シマノ ツィンパワースペシャル47-53 SI-Z 1.5号

リール  シマノ BB-X type-1 3000番
     
ライン  ヂュエル  3号
     
ハリス  トルネード Vハード 2.5号 
     
ハリ   寒グレ 6号
     のませグレ 6号

口太くん(撮り方失敗してしまいました〜)

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