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3月4日(火) ni-bo- さん 城ヶ島 釜島 中潮
2008-03-07 00:31:15 Fri
釜島から見た地磯 城ヶ島灯台風景

先週、先々週と続けて休日出勤をしたその代休が取れたので、ここの所私的に好調な城ヶ島の沖磯「釜島」にめじな狙いで行ってきた。
一週間程前、釣友の「Hさん」と「榎くん」が伊豆の地磯に行ったのだが「あまり良くなかったヨ」との情報が有ったので少し不安な感じでの出発だったのだ。

いつもの「○休」での渡船の途中船長に「最近の釜島はどうですか?」と尋ねると「あんまり釣れてねーんじゃないか?ここんところ誰も入ってないよ。釜でいいの?」と言われた。
さらに不安な気持ちになってしまい今にも「やっぱ千鳥にして」と言いそうになったが、そこはプラス思考の私、「誰も入って無いのなら、お魚さんもそうとう腹を空かしているだろう」と勝手に良いほうに考え直してそのまま「釜島」に乗ることにした。

果たして釣り始めてすぐに分かった。
魚の気配がない。
いや無いわけではなく、最初はエサ取りがそこそこいたのだ。
「ウミタナゴ」と「メバル」が・・・だがその2匹を朝早いうちに釣ってしまうと その後は全くと言って良いほどエサが取られなくなってしまったのだ。

海は適当にざわついていていかにも釣れそうなのだ。
又潮も程よく流れているし、濁りも有る。風も無く釣りやすい。
最初磯に立った時は「この感じなら今日は大爆釣間違いなし!」と勝手にお墨付きを上げたい海だったのだが、どうしたことだろう。
まあ水温が底に近いので当然と言ったら当然なのだろうが・・・。

しかし「こんなことでめげてはいかん」と、あの手この手で攻める。
其の時沖の方に良い潮目を見つけたので、そこに仕掛けを投げ入れコマセを2杯かぶせる。

(普段の私のスタイルはあまりウキに直接コマセをかぶせることはしないのだ。
やはりエサ取りが多い所での釣りがほとんどだからで、いつもは潮上にコマセを入れ仕掛けがなじんだ頃にコマセと付けエサが合う様な釣りをする。
だが今日はその心配はいらないし逆にコマセと付けエサを同調させなければ明日の朝まで付けエサが残っていそうなのだ。)

すこ〜し仕掛けに張りを作り付けエサをゆっくり送り込む。
竿一本半程入ったろうか、いい感じにウキがしもった。
「よし!狙い通り」と顔を見せたのは30cm位の「口太くん」。
抜き上げようかと思ったがなんとなくタモとりをして驚いた。
唇のさらに外のホントに皮一枚に掛かっているではないか。
もし抜いていたら途中で「キャッチ&リリース」していたに違いない。
「あのウキの入り方でもコレかい」
と今日のシブさを痛感しなが釣り続ける。
11時頃になって船の波かウネリか分からない波が2発程来たので高場に上がった其の時竿先に「ググッ」と来た。
「あれま〜やっぱり魚は油断しているときに食うのだ」と合わせを入れるとかなり良い引きだ。
しかも足元での食いの為しきりにハエ根に突っ込んで行く。
腰を落とし目一杯ためてハエ根から引き出してウキが水面から顔を見せた。   
「よし、獲った!今日もカルパッチョだぞ!かずま(次男坊の名前デス)」と思った瞬間すっぽ抜けで痛恨のバ・ラ・シ(いやな響き〜)。
今の感じだと34〜35cm位だろう。

さっきの皮一枚からしてそうとう食いが浅かったのだろう。
その後は海の状況はどんどん良くなるのだが全くエサが取られることも無くたまに食うのは「フグ」のみ、ということで残念ながら納竿としたのだった。(涙)

<今回のタックル>

竿    シマノ ツィンパワースペシャル47-53 SI-Z 1.5号

リール  シマノ BB-X type-1 3000番
     
ライン  デュエル  3号
     
ハリス  トルネード Vハード 2.5号 
     
ハリ   寒グレ 5〜6号
     
― 今日の反省 ―
悔やまれるのはすっぽ抜けのバラシなのだが、釣り方によっては獲れたと思うのだ。
と言うのはその前の「口太くん」の皮一枚を見ているのだから、ハエ根から半ば強引に引き出そうとせず、じっくり時間を掛けてやればよかったのだ。
あまり時間を掛けては近くにいるであろう他のメジナを驚かせて散らしてはいけないと、最近勝負を急ぐ傾向にあった自分をもう一度見直して、これが一度しかないチャンスだと思い慎重にやりとりをすることも大切であると思うのであった。


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